|
 |
イタリアはアクシデントも半端じゃない!
その日、私達はローマからナポリの日帰り旅行をすることにした。
テルミニ駅でローカル線に乗り、のんびりとナポリに向う。客はまばらで、1車両にぽつんぽつんと座っているだけ。車掌が検札に来た。私達のチケットを見るなり何か早口でわめき出す。???口ひげに小さな帽子をかぶり大袈裟な手ぶり身ぶりで話す様は、映画のワンシーンを見ているみたいでおかしくて吹き出しそうだったけど、そんなことを言ってはいられない。何か問題でも・・・?
近くにいた若い女の子達が、テルミニ駅でチケットに検印するのを忘れていると教えてくれた。ちゃんと検印すること!と頭の中にインプットしていたつもりなのに、乗り場や時間の確認をしている間にすっかり忘れて、電車に乗ってしまったのだ。
あれこれ言い訳したけど、さっき車掌の顔見てニタッと笑っていたのがいけなかったのか?!しっかり罰金を払わされた。
まぁいい経験をしたと思えばいいわよね。そう言い聞かせまた外の景色を楽しんでいると、今度は何にもないへんぴな駅で止まったまま動かない。さっきの車掌が大声で叫びながら、早歩きで電車の中を通り過ぎた。何か事件?
そのうち乗客が皆外に出て何か話している。焦るわけでもなく、のんびりタバコを吸い出す人までいる。たまたまスーツ姿の日本人が歩いて来たので聞いてみると、「 燃えてるみたいですよ。」『えっ、何が燃えてるんですか?』「この電車が。」
うわぁ大変じゃないの!慌てて外に出てみると、前の方の車両からもくもくと煙りが出ていた。今日中にローマに戻れるだろうか?その前にナポリにたどり着けるのか?
結局ナポリには30分程の遅れで到着し、カンツォーネを聞きながら美味しいピッツァ「マルゲリータ」も食べることが出来た。まぁ、めでたしめでたし。
はじめてのイタリア旅行は、ここはやっぱりイタリアだぁー!と思うことばかり。飾らないイタリアを身近に感じることが出来たのは本当によかったと思う。そして、カルチャーショックを受けつつも、それは私の中ではとても心地よいものだった。
たくましいエリオアさんに見送られパリへと向う。アリベデルチ(さようなら)
はじめてのイタリア!! |
|
Copyright (C) 2005 Animomano, All rights reserved. |
|