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今年も新酒の季節がやってきた。最も有名なのはフランスのボージョレ・ヌーヴォーであろう。一時不人気だったこの行事も、ここ数年人気が回復傾向にある。特に2003年のボージョレ・ヌーヴォーは100年に1度の当たり年と言われ、11月17日の解禁日から数日で完売する騒ぎであった。私もこの年は試飲のみで、購入することができなかった。近所のコンビ二でさえ早々と売切れてしまい大変寂しい思いをした。昨年は幸運にもパリで5.6ユーロにて購入。安いものは1ユーロ前後からあったが、日本ではどれも2000円以上!!輸送運賃が含まれるとは言っても、高すぎないか・・・?
さて今年のヌーヴォーは、世紀の当たり年と言われた2003年と似た気候であったため、高品質のものが期待されるとのこと。また輸入量も過去最高になる見通しである。
世間では「ボージョレ」を新酒(ワイン)の代名詞のように使っているが、実は各国様々な新酒があるのをご存知だろうか?私が調べた限りでは以下の通りである。
フランス・・・「ヌーヴォー(Nouveau)」は「新しい」の意。解禁日は11月第3木曜日。今年は11月17日。
○ ボージョレ・ヌーヴォー(赤)
○ ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー(赤)
○ マコン・ヴィラージュ・ヌーヴォー(白)
他にラングドック地方(フランス南西部)など各地に新酒がある。
イタリア・・・ヴィーノ・ノヴェッロと呼ばれる。「ノヴェッロ(Novello)」は「出来立ての」の意。11月6日解禁。
○ロンバルディア州、エミリア・ロマーニャ州、トスカーナ州、シチリア州、プーリア州など(赤)
○ ヴェネト州、マルケ州(赤)(白)
スペイン・・・ヌエボと呼ばれる。12月第1週前後に解禁。
オーストリア・・・ホイリゲと呼ばれる。11月11日(聖マーティンの日)解禁。白ワイン。
チリ・・・呼び方は不明。南半球のため6月上旬に解禁。赤、白ともにある。
オーストラリア・・・呼び方は不明。こちらも南半球のため5月には新酒解禁となり、世界で最も早い新酒となる。
日本・・・新酒、初しぼりとも呼ばれる。9月〜11月中に醸造所ごとに解禁。全国北から南まで、デラウェア、甲州、ナイアガラ、マスカットベリーA、巨峰など様々なブドウから作られ、赤、白、ロゼ、スパークリングワインに至るまでバラエティに富んでいる。
今年の新酒、ヌーヴォー、ノベッロ・・・etcは何と合わせて楽しもう。非常に悩ましいところだが、知人のソムリエ曰く「料理人じゃないんだから、下手に料理と合わせるよりもシンプルにパンとチーズで楽しんだ方がいいよ。」とのこと。確かにそのとおりかも知れない。今年は、それぞれの国のパンとチーズを揃えて臨むことにしよう!
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