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01.プロローグ
02.鴨とワイン
03.春色ワイン
04.国産ワインって
05.薔薇とオリーブと
06.アスパラガスの誘惑
07.夏といえば
08.昼下がりの実験
09.カウチポテト
(豪華版)
10.新酒の季節
11.匂い・・・
12.Viva 食道楽!!
2006年のVinoの
つぶやきはこちら
 
  
 年末年始、何かと理由をつけては友人たちとご馳走・良酒を囲む「この季節」。胃腸が悲鳴をあげようと、美味しいものの誘惑には勝てない自分がいる。しかしお酒が飲めるうちは、まだ大丈夫。本当に体が悲鳴をあげると不思議なことに、お酒が不味くなり1滴たりとも飲めなくなる。これが私の健康バロメーター。美味しく食べる、美味しく飲むために日々の努力は欠かさない。
 旅に出る際には観光計画よりもまず食事計画。スキー場に行くのは数本滑った後に雪の中に埋めて冷やしておいた缶ビールを山頂で飲みたいから、温泉に行けば湯上りのビールを飲むために汗をかくまで湯につかり、新緑の山を歩けば食べられる山菜を探し、採りたての枝豆にこだわるあまり父の花壇に無断で菜園を作り、家のビールグラスは常に冷凍室で冷やしておく・・・これらを努力と呼べるかは別にして、最終的な目標は美味しく食べる、そして飲むということである。先日も雪の降る極寒の軽井沢に行ったが、積もる雪を見てまず思ったのは「雪でシャンパンを冷やして飲めるぞ!」ということ。ワインクーラー片手に雪の中、目いっぱい新雪をすくい、通常の生活ではまず味わえない贅沢に舌鼓を打った。
 以前玉村豊男氏のエッセーで読んだのだが、アトリエのガラス窓に衝突し首の骨を折って死んだ雉(キジ)の話。禁猟区であるため、猟で獲ってはいけないが事故死なのだから…とこの雉を食べたら美味しかったため、その後アトリエのガラス窓を良く磨いて間違ってぶつかる雉を待っているという話なのだが、この気持ち何となく共感できるものがある。ある意味これも美味しいものを食べる努力?かな。
 しかしこのこだわりが失敗を呼ぶこともしばしばある。数年前の冬のある日、友人宅で起きたあの出来事は本当に危なかった。仲間7〜8人で恒例の鍋パーティーをしていたのだが、鴨ねぎ串を七輪で焼こうということになり、閉め切ったマンションの室内で練炭をおこし、焼き始めた。「やっぱり炭焼きは美味しいね…」などと言いながら食べて飲んでいた。が、時間が経過とともに皆の様子がおかしくなってきた。頭痛が始まり、目がしょぼしょぼし始めて、息苦しくなり出したのである。そのとき冷静だった1人が「窓開けろ〜!」と一斉に窓を開け新鮮な外気を取り込んだ。寒かったが頭痛も目の不快感も徐々に良くなり、事なきを得た。気づくのが遅かったら「男女グループ、鴨ねぎ片手に一酸化中毒」という見出しが出ていたかもしれない。今だから笑えるちょっと怖い体験である。
 「類は友を呼ぶ」というが、私の周囲には食道楽の人が多い。好きだからとポテトチップスを1カートン輸入しようとした友、食関係の仕事を始めるべく日々開発に励んでいる友、パンに目のない友、いち早く「こころみ学園のワイン」を紹介してくれた友、激臭チーズを持って来る友、大食漢なのにスリムな友、ウイスキー評論家、そしてイチゴの先っぽしか食べない我が家の愛犬…etc例を挙げればキリが無いが、本当に多彩である。結婚している友人は必ずと言っていいほど夫婦揃って食の好みが同じだし、やはり類友なのであろう。2006年は、誰と何をどんな風に食べ、飲めるのだろうか。楽しみである。VIVA食道楽!!
 
 

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