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01.プロローグ
02.鴨とワイン
03.春色ワイン
04.国産ワインって
05.薔薇とオリーブと
06.アスパラガスの誘惑
07.夏といえば
08.昼下がりの実験
09.カウチポテト
(豪華版)
10.新酒の季節
11.匂い・・・
12.Viva 食道楽!!
2006年のVinoの
つぶやきはこちら
 
    
 先日、鴨のロース煮をお取り寄せして「鴨南蛮そば」&ブルゴーニュワインを友人とともに楽しんだ。この鴨ロース煮は調理済みのもので、煮汁に漬かった状態で袋に入っている。そのままスライスして食べても十分美味しいのだが、私はこの煮汁を活かして蕎麦つゆを作り、鴨南蛮そばを作ったのである。
 この日は、まず下仁田ネギを蕎麦つゆで柔らかくなるまで煮込み、さらにクレソンとスライスした鴨肉を加えてさっと煮立て、茹でてから冷たい水でしめておいた蕎麦を再び温めてから合わせた。
 そしてこの日、「鴨南蛮そば」のお供に選んだワインはブルゴーニュ。「NUITS−SAINT−GEORGES(ニュイ・サン・ジョルジュ)」の1999年もの。我が家にしては、ちょっと贅沢な部類のワインだが、鴨さんに敬意を払ってのことと、「美味しいものには美味しいワインを!!」ということである。寒〜い部屋で2時間ほど前に抜栓しておき、程よく冷えたワイン、熱々の蕎麦と共に味わった。
 こってりとした鴨の脂を洗い流し、下仁田ネギの甘みともうまく調和し、何といっても、鴨の脂が絡んでちょっとクタッとしたクレソンのほろ苦さとこのワインの合う事といったら・・・大人の味。
 ちなみに小説『失楽園』では、鴨&クレソンのシンプルな鍋を、シャトー・マルゴー(ボルドーワイン)で食していた。ここからヒントを得て、鴨南蛮にクレソンを足してみたのだ。ボルドーワインでも良かったのだが、ブルゴーニュの方が繊細で和食に合う気がしたので、この組み合わせに決定した。というよりボルドーワインと鴨の組み合わせにはちょっとトラウマがあるので、ブルゴーニュを選んでいるのかもしれない。
 そのトラウマとは、ある夏の暑い日にフランス料理ディナーをご馳走になった時のこと。その日のメインは「シャラン産の鴨」の料理。ワインはボルドー(銘柄は忘れてしまった)だった。冷房の良く効いた室内で食べていたので大変美味しく満足だったが、大変だったのは帰宅してからのこと。何しろ暑くて眠れない!寝室には冷房が入っていたのだが、体内から発する熱で暑くてたまらない。その晩は、暑さとのどの渇きで寝不足になってしまった。この経験から、鴨とワインは体を温めてくれる組み合わせであることを身をもって知った。
 是非、寒い時期、体を温めたい時にお勧めしたい組み合わせである

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